★初めて冬を迎えます★
長年、白樺湖で暮らしてきた人達は口を揃えて「今年は暖かく季節の移り変わりが2週間ほど遅れている」と言い、例年なら10月にある初雪を11月12日の朝に迎えました。
白樺湖の住民1年生の私達は真っ白な風景に感動して、わくわく気分です。
その後数回積雪がありましたが、まだ根雪にはなっていません。12月になって冷え込みが強くなり、5日の朝は白樺湖に薄氷が張りました。いよいよこれから氷点下の季節に入っていくことになります。
秋に積もった落ち葉を掃除し、屋外に出していたテーブルやイス、プランターなどは物置に片づけて積雪に備えます。水道管にヒーターを入れて凍結防止の準備 や除雪機の点検整備も手を抜けません。初めて迎える高原での越冬に、不安を感じながらも心はときめいているところです。
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★風林火山★
諏訪地域では今、来年放送されるNHK大河ドラマ「風林火山」に因んで観光誘致をしようと盛り上がっています。ドラマは原作者、井上靖さんの生誕100年記念作品として山梨県北杜市で8月25日にクランクイン。
天下統一を目指す武田信玄の謀略で滅ぼされた諏訪一族の由布姫ゆかりの地、諏訪がドラマの舞台の一つとなっていることから、観光客増加への取り組みが始まっている訳です。
諏訪氏の居城であった高島城のリニューアルが行われ、由布姫が晩年暮らした小坂観音院の駐車場や参道の整備も進められています。
新聞にもたびたび取り上げられたり、地元観光連盟が制作したA4版8ページ立ての観光案内パンフレットは自治会を通じて各戸に配布され、テレビをあまり見ない私達も「風林火山」には無関心ではいられなくなりそうです。
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★冬の訪れ★
諏訪湖ではワカサギ釣りが本格シーズンを迎えています。結氷した湖面に穴を開けて釣り糸を垂らすワカサギ釣りはよく知られていますが、諏訪湖に氷が張るのは例年1月10日頃で、今は沖に浮かべたドーム船に乗って暖房の効いた中で釣りを楽しんでいます。
多い人は100匹を超すワカサギを釣って帰り、天ぷらにして冬の味覚を味わっています。
その諏訪湖では12羽のコハクチョウが初飛来しているのが11月4日早朝に見られたそうです。その10日後には茅野市を流れる上川にも飛来し、7羽のコハクチョウが長旅で疲れた羽を休める姿が見られました。
諏訪地方にあるスキー場では12月のオープンを目指し11月の中頃から人工降雪機でゲレンデの雪作りに取り組んでいます。気温が氷点下3度以下になると送風機で飛ばした霧状の水が雪になるのですが、近年の暖冬傾向で苦労することが多いそうです。
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★蚊に聞いてみました★
今 年の夏は蚊に悩まされずに済んで、白樺湖には蚊は居ないのかと思ったのですが、白樺湖畔でも「湖風」から少し離れた宿泊施設や土産物店が集まったところで はやはり蚊は居るそうです。蚊にしてみれば人の多いところの方が生きやすいわけです。道理で暇なペンションの周りには蚊も来なかったのかと納得してしまい ました。
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★湖風の周辺で★
「ペ ンション湖風」の前は白樺湖。背後は白樺の木や唐松、山栗、コナラなどの高さ10メートルを超す落葉樹の森になっています。見上げると冬に備えてえさ集め に余念がないリスが下りてきて湖へ行くのを時々見かけます。通るだけなら良いのですが、臭いおみやげを置いていくので踏まないように要注意です。
雪の日の朝、ニホンジカが黒いつぶつぶのおみやげを置いていくこともあります。
ニホンジカは生息数の増加と共に在来植物の食害が増えていることから、自然環境の保全が問題になっており、動物との共存の難しさを考えさせられます。
小鳥もたくさんやってきます。気の毒なことに「湖風」の建物には大きなガラス窓がいくつもあり、せっかく訪ねてくれた鳥がガラス窓にぶつかり、看病の甲斐 無くこれまで雌のキジとセキレイが命を落としました。衝突防止の知恵を絞っているところです。
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★ 地球温暖化対策 ★
石油価格の高騰が経済活動に影響を与えていますが、わが「湖風」も暖房、給湯を石油に頼った設備になっているものですから大変です。
しかもボイラー室で沸かしたお湯を全館に循環させて各部屋の温水ヒーターで暖房する仕組みですので、氷点下になる冬期は循環ポンプを止めると水が氷って配管が破裂するのでお客さんの有無にかかわらず止められないのです。
こんな状況で脱石油を模索していたところ、最近二つの新聞記事が目にとまりました。
一つは「ペレットストーブ」に県が補助金を出すという記事。長野日報によると「ペレットストーブは、間伐材やおがくずなどを細かく粉砕し直径約4センチ、長さ2〜3センチに圧縮形成した固形燃料 (木 質ペレット)を使う鉄製ストーブ。温かみのある炎が見えるのが特徴。木が成長過程で吸収した二酸化炭素を燃焼で排出するものの、再び整備された森林が吸収 するという考えから、大気中の二酸化炭素を増やす化石燃料に比べ、環境に優しい循環型エネルギーとして関心が寄せられている」として県は普及を推進してい るという。
もう一つも長野日報の記事からで「霧ヶ峰高原の環境保全を目的としたNPO法人霧ヶ峰基金は、活動拠点とする御射山ビジターセンターに、カラマツストーブ 一基を試験的に導入した。カラマツ材をはじめ、間伐されたまま放置されている同高原の木材を有効利用する狙い。」として間伐材の需要拡大を期待している。
どちらも経済優先、効率優先の考えからは生まれてこないけれど、森の営みと人間の暮らしが共存できる仕組みに発展すれば素晴らしいことだと思います。
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★末筆ですが★
皆様、今年もお世話になり有り難うございました。良いお年をお迎え下さい。
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